南北朝時代、四条畷の合戦で足利軍との戦いに敗れた楠木正行(まさつら)とその一族の将士24人を祀る神社。明治23年(1890)に創建。正行は、大楠公と称される父、楠木正成の嫡男で、「小楠公」として、いまも多くの人に慕われる「忠公両道」の名将。神社の東側にある飯盛山は、古来戦いの要の地であったが、今は緑豊かな静寂をたたえる。山頂には正行の銅像がある。境内には桜や楓が多くあり、季節の彩をそえる。毎年、正行の命日に当たる2月22日の例祭、4月5日の春祭、10月5日の秋祭が行われる。
大阪府四條畷市南野2-18-1
(1)JR「四条畷駅」より徒歩15分
ご利益:「心願成就」・なにわ七幸めぐり
備考:境内自由
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