熊野詣の際、一刻も早く熊野の神様にお参りできるように、その道筋にたくさんの参拝所(王子と呼ばれ、熊野大社の末社)が設けられた。その1つがこの厩戸王子である。王子は、参拝の他に大阪から熊野に出る道中の休憩所や宿泊所も兼ねていた。熊野九十九王子の1つである厩戸王子は、第1の窪津王子から数えて17番目にあたるという。1907年(明治40年)に、一岡神社に合祀された。
大阪府泉南市中小路筆王子20
(1)JR阪和線「新家駅」から泉南市コミュニティバスに乗り換え北回り「大苗代」下車徒歩10分
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