泉南市の山間部、東信達地区にある金熊寺は、役の行者が創建したと伝えられる真言宗の寺院。古くから泉州の梅の名所として知られる。いまから300年余り前、寺に隣接する信達神社の神主・矢野氏に「この地に梅樹を植えると神領益々隆盛となる」のお告げがあり、矢野氏一族および土地の人々の手によって白梅を中心とした約2000本の梅が栽培された。小高い山の上に咲く梅の花は例年2月中旬〜3月中旬が見頃。盆梅庭園も味わい深い。信達神社とともに「大阪みどりの百選」にも選ばれている。南海本線・樽井駅から南海ウイングバスまたはコミュニティバスで金熊寺停下車、徒歩5分。JR和泉砂川駅からは徒歩約30分だ。
大阪府泉南市信達金熊寺798
(1)JR「和泉砂川駅」より徒歩30分、南海本線「樽井駅」下車南海ウィングバス「金熊寺」下車徒歩5分
備考:梅林:入園無料盆梅庭園:入園料500円
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