生駒山麓には230基の古墳があるとされているが、その中の山畑古墳群の中に位置するこの博物館は、「かわちのくに」とよばれていた東大阪界隈の人々の暮らしを、約2万年前から昭和にかけて時代順に紹介している。小展示室では、旧石器時代から弥生時代に使われていたとされる土器や石器など、大展示室では、古墳時代の埴輪や装飾品などが展示され、さらに特産品だった河内木綿に関する道具から、市民の協力で集められた生活の道具などまで、数万点にのぼる所蔵品の中から多彩な民俗資料が紹介されている。敷地内には、直径15mの円墳・山畑22号古墳の横穴式石室があり、見学できる。
大阪府東大阪市上四条町18-12
(1)近鉄奈良線「瓢箪山駅」東出口より東へ徒歩20分
敷地面積:3850平方m
年間利用者数:8000人
収容人数:120人
備考:一般50円、高大生30円、小中学生20円※特別展は別料金になる場合あり
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