この古墳群は瓢箪山(ひょうたんやま)駅の東側の山麓(さんろく)部にある、東大阪市立郷土博物館周辺に分布している。今でも20基ほどが残されているそうだが、これまでに行われた開墾(かいこん)や宅地開発によって取り除かれた古墳も含めると、実際には100基以上の集まる古墳群だったとされている。古墳群は6世紀の後半から7世紀はじめにかけて造られ、ほとんどは横穴式石室を持った円墳だが、中には瓢箪形(ひょうたんがた)をした双円墳や方墳も見ることができる。
大阪府東大阪市上四条町18-12(郷土資料館)
(1)近鉄奈良線「瓢箪山駅」下車、東へ約1.3km
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