願得寺は、15世紀末に本願寺第8世蓮如上人が、門真の地に開いた念仏道場がはじまりとされる。16世紀後半に蓮如の第10男兼俊実悟(けんしゅんじつご)が、道場を譲り受け、願得寺と号すようになった。寛文5年(1665)の再建と伝えられる本瓦葺き本堂や江戸初期につくられた切妻造りの鐘楼、17世紀中ごろに建立された山門は大阪府の文化財に指定。玄関や客間、書院、太鼓楼(たいころう)は、それぞれ国の登録有形文化財。4,700平方メートルの敷地には、門真市指定の保存樹である楠の大木が繁る。
大阪府門真市御堂町8-23
(1)京阪電車「古川橋駅」より徒歩7分
収容人数:100人
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