大黒寺は曹洞宗永平寺派に属する禅宗の寺であり、天童山大黒寺と号し、日本最古といわれる大黒天を御本尊としている。1350年前に、役行者(えんのぎょうじゃ)が金剛山で修行中に大黒天が出現し、そのお告げにより、桜の木を彫刻し大黒天を作り、小堂を建てて安置したのが寺の始まりとされている。もとは、修験道場であったのを、空海によって真言宗に改宗し、さらに大乗寺29代、密山道顕大和尚の時に禅宗の寺となり、今に至っている。現在、本堂の他に、七福堂、釈迦堂等が建立されている。
大阪府羽曳野市大黒499
(1)近鉄南大阪線「駒ヶ谷駅」より徒歩5分
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