白鳥陵古墳は全長約190メートル、後円部の径約106メートル、前方部の幅165メートルの前方後円墳で、幅40〜80メートルの濠が巡っています。この古墳は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の墓であるという伝承があります。日本武尊は、クマソを攻めた後、東国の蝦夷(えみし)と戦い、その帰途、伊勢で没した。そのとき日本武尊は白鳥となって、大和の琴弾原から古市にとどまり、そして西方に向け、羽を曳くがごとく飛びさり、天高く飛び上がってきえた。これが白鳥伝説で、この伝説から、白鳥が飛び越えた丘のあたりを「羽曳野」というようになったといいます。
大阪府羽曳野市軽里3丁目
(1)近鉄南大阪線「古市駅」から徒歩で
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