この寺は今から約1000年前の平安時代、998年(永延12年)に第64代円融法皇(えんゆうほうおう)が延暦寺(えんりゃくじ)の僧法圓(ほうえん)に命じて建立されたが、南都北嶺(なんとほくれい)の戦にて一度焼失していた。その後、1228年(安貞2年)園城寺の僧、俊圓が第86代後堀河天皇の勅願を仰いで再興したが、1614年(慶長19年)再び焼失。現在の佛閣は240年程前のものである。雁多尾畑(かりんどおばた)という地名は、焼失した雁林堂(がんりんどう)に由来している。
大阪府柏原市大字雁多尾畑1346
(1)JR大和路線「河内堅上駅」下車
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