信太の森は古代より和歌や文学の舞台として著名で、近世にはこの森に伝えられてきた「葛の葉伝説」(「信太妻」)が人形浄瑠璃「芦屋道満大内鏡」として上演され大ヒットしました。以来、信太はキツネの別称とされるまで有名となり「しのだうどん」「しのだまき」などにその影響をみることができます。周辺は約300ヘクタールに広がる信太山へと続いており、その大部分は戦前は陸軍が、戦後は自衛隊が演習場としてきました。そのため、乱開発から免れ、貴重な自然環境を残しています。信太の森ふるさと館は、こうした信太の森周辺の歴史・文化・自然を紹介し学習する施設です。
大阪府和泉市王子町914-1
備考:無料
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