昭和56年に滝畑地区にダムが建設され、ダムによって水没することになった滝畑地区の、民俗・美術工芸・民家建築などの多くの文化財を保存、展示しているのがここ河内長野市立滝畑民俗資料館。滝畑地区の民家は、府下の他の地域には見られない「妻入横割型」(つまいりよこわりがた)の間取りが特徴で、敷地内に民家棟として家の内部を、お風呂や囲炉裏などと共に公開している。その他、河内長野市指定有形文化財の鉄製湯釜がある展示室や、明暦から寛政年間までの約130年にわたって建立されていた、不食供養碑(ふじきくようひ)が展示室の横に保存されている。
大阪府河内長野市滝畑483-23
(1)南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」より滝畑・日野コミュニティバスに乗り換え「滝畑ふるさと文化財の森センター前」下車徒歩7分
敷地面積:2814平方m
延床面積:349平方m
年間利用者数:5000人
収容人数:150人
備考:無料
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