本殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で、正面は千鳥・軒唐破風(のきからはふ)を飾り、精緻な彫刻や豊潤な極彩色が全面に施され、華麗であると同時に、正面部の頭貫(かしらぬき)を省略するなど、建築技法にも独創性が見られる。これら施工のすべてが地元の大工、葺師、塗師、彫師たちの手によったことが棟札から伺われる。境内には資料館があり、古い棟札や石燈籠、模型船などが陳列されている。
大阪府泉佐野市中庄834
(1)南海本線「井原里駅」より徒歩11分
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