この資料館では、教科書に掲載されている「ザビエル画像(複製)」や「マリア十五玄義図」、「キリスト磔刑木像」「キリシタン墓碑」など、日本のキリスト教の歴史に触れる貴重な史料が公開されている。この付近には高槻城主だったキリシタン大名・高山右近の影響から多くのキリスト教信者が暮らしており、キリスト教禁制後も、信者たちは「隠れキリシタン」として、この千提寺の集落で人目を避け、密かに信仰を守りつづけていた。1919年にキリシタン研究家の藤波大超氏によって、ここが隠れキリシタンの里であることが発見されたことをきっかけに、付近の多くの家から隠れキリシタン遺物が再発見された。
大阪府茨木市大字千提寺262
(1)阪急京都線「茨木駅」よりバス「千提寺口」下車、徒歩15分
敷地面積:321平方m
年間利用者数:10000人
備考:無料
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