京阪電鉄「枚方市駅」より徒歩7分、自然・歴史・文化から河川改修事業まで、淀川に関する資料を展示・紹介する施設。琵琶湖から注がれる淀川は、度重なる氾濫に対し多くの人々による改修工事を経ながら、今日の大阪の産業・経済・暮らし・文化の発展を支えてきた。また、講談などにもよく登場する、淀川を往来した三十石船と、乗船した旅人に酒や食べ物を売るくらわんか船などの話も有名だ。さらに、改修工事が進められた淀川の河川敷には湾処(わんど)と呼ばれる水制などに囲まれ池のようになっているところがあり、イタセンパラや、ムクドリ、カマツカなど天然記念物に指定されている魚たちが生息している場所としても知られる。淀川資料館では、そんな淀川のことを歴史や暮らし、環境などのコーナーに分けて展示・紹介している。企画展示のほか、川や水に関する一般書や淀川に関する資料を閲覧するコーナーも。
大阪府枚方市新町2丁目2-13
(1)京阪「枚方市駅」より徒歩7分、京阪「枚方公園駅」より徒歩15分
収容人数:50人
備考:無料
-