光善寺の境内北辺にある「さいかちの木」はマメ科の落葉高木で樹齢は600年から700年と言われている。室町時代、浄土真宗中興の祖蓮如上人が付近の人々を集めて説法をしていた時、近くの池に住んでいた龍女(大蛇)も毎晩熱心に聞きに来ていた。ある日、龍女は説法の後、「ありがたい説法により功徳を得、昇天できる事になりました。この池をさしあげますので、埋め立ててお寺を建てて下さい」と言い残し、大蛇に化身して池の側にある「さいかちの木」を伝って天に昇って行った。その大蛇が昇った「さいかちの木」がこの木だと言われています。
大阪府枚方市出口2丁目8-13
(1)京阪本線「光善寺駅」より徒歩5分
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