高槻市の北部、芥川の西側に建つ古社。社伝によると、9世紀後半の清和天皇の頃、疫病が流行したため、牛頭天王を迎えたのが始まりといわれる。祭神は、牛頭天王と習合されている素戔嗚尊(スサノオノミコト)。毎年4月の第一日曜日には、通称・大蛇祭と呼ばれる「春祭歩射神事」が行われ、大勢の見物客が訪れる。寛政12年(1800)の「年中故事」にまでさかのぼるこの神事は、ワラで直径25cm、長さ30mもの大綱を編んで大蛇に見立て、村中を練り歩いたのち、境内の2本の松の木にかけて的を付け、弓で射るという珍しいもの。近くの池に住んでいた大蛇を退治した故事にちなむとも、豊作を祈願する春祭りが起源とも伝えられている。また、境内にある花崗岩製の石槽は昔の石風呂ともいわれ、昭和49年に府の有形文化財に指定された。
大阪府高槻市原804
(1)JR「高槻駅」北口から市営バス「原大橋」行きで「原立石」下車、徒歩約10分
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