尸陀寺跡は禅宗のお寺で、室町時代中期の禅僧で「一休咄(いっきゅうばなし)」でも知られる、一休禅師が開創した草庵(そうあん)尸陀寺の跡といわれている。一休禅師は、1394年(応永元年)の誕生で名を宗純(そうじゅん)、号を狂雲(きょううん)といい、後小松天皇の子といわれる。6歳で仏門に入り、華叟宗曇(かそうそうどん)に師事し、27歳で悟道(ごどう)の境地に達し、諸国を行脚したという。「一休さん」と親しまれ、今でも広く知られる存在である。
大阪府高槻市出灰(いずりは)
(1)JR京都線「高槻駅」より高槻市バスに乗り換え「出灰(いずりは)」下車
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