池上曽根史跡公園北側に設置され、遺跡から出土した大型建物の柱や、井戸枠などを展示するとともに、土器や勾玉づくりなど、さまざまな体験を通じて弥生時代のことを楽しく学習できる施設。池上曽根遺跡は、弥生時代中期に繁栄した環濠集落(周囲を溝で囲んだ集落)の跡(国の史跡)。その総面積は約60万平方メートルにのぼり、全国屈指の規模だという。当時は大阪湾を約2km後方にもち、川や森に囲まれつつ、水田や大型の建物、井戸もつくられて、500人もしくは1000人が生活をしていたと考えられている。学習館では、この池上曽根遺跡で発掘されたサヌカイトをはじめ、勾玉、土器などを実際触ってみたり、弥生時代の人々が着用したであろう衣装に袖を通してみたりすることで、より弥生時代の人々の生活を想像できるようになっている。写真提供:池上曽根史跡公園協会
大阪府泉大津市千原町2-12-45
(1)JR阪和線「信太山駅」より徒歩約15分
備考:無料
-