境内に入ると、本殿の横に「泉殿霊泉」が涌き出ていた場所がある。1889年(明治22年)にはビール工場が近くに造られ、同水系の水でビールの醸造が始められた。その後近隣の都市化に伴い上水道の普及は勿論、かつての広々とした水田が殆ど姿を消したのを見届けるように、霊泉は地中深くに水脈を移し、残念ながら今は湧水していない。その他、雨乞いの様子と水が得られたことを喜ぶ童子の姿をあらわしたのがこの神社に長く伝わる「泉殿宮神楽獅子」。吹田市地域無形民俗文化財となっており、吹田まつりを含め年5回の祭りの度に登場する。
大阪府吹田市西の庄町10-1
(1)阪急「吹田駅」より徒歩2分、JR「吹田駅」より徒歩10分
ご利益:泉のごとく力が涌き出る
敷地面積:3300平方m
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