15世紀半ばに創築された城を、明応元年(1492)別所則治が修築、丘陵の上に東の丸と二の丸を築き、少し離れた西南の丘と東方の鷹の尾に出城を構え、播州第一の堅城といわれた。天正6年(1578)織田信長の武将羽柴秀吉が毛利氏を討つため攻城に着手、2年間兵糧攻めにして陥落させた。元和3年(1617)廃城となり、空堀や長治辞世の碑が立つ。桜の名所。◎別所長治(1558-80)三木市生れ。安土桃山時代の武将。三木城主として羽柴秀吉の攻撃を受け、「三木の干殺し」といわれる篭城戦で破れ、領民の身がわりに自害した。
兵庫県三木市上の丸町
(1)神鉄上の丸駅から徒歩で
時代:1492
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