650年頃に法道仙人が開基したとされる寺院です。本堂右手の小川を渡ったところにある「多宝塔」は、建久年間(1190年頃)佐々木高綱の造営と伝えられる二重塔で、県の重要文化財に指定されており、檜皮葺の屋根に円筒形の二層目が特徴です。寺の東にある白山は、その昔荘厳寺修験道の行場であったらしく、いたる所に名残をとどめています。また、この山林一体は「荘林山自然環境保全地域」に指定されており、紅葉の頃は特に美しい姿をみせてくれます。また、戦国の知将黒田官兵衛及び黒田氏に係る資料である、黒田氏の発生から滅亡までの歴史が記された「黒田家略系図」が所蔵されています。
兵庫県西脇市黒田庄町黒田1589
(1)JR本黒田駅から徒歩で
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