天台宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。平安時代前期の僧、沙弥教信(しゃみきょうしん)がこの野口に庵をつくりました。念仏を唱えながら仏の教えを説き、お百姓の手伝いをし、わらじを作って貧しい人に与えたり、旅をするお年寄りの荷物を運んだりして、大勢の人を助けたことから「荷送り上人」や「阿弥陀丸」とも呼ばれました。庶民仏教の普及に努めた庵跡に建てられたのが教信寺です。境内の左手奥に教信上人廟があります。春には、満開の桜が境内を彩ります。
兵庫県加古川市野口町野口465
(1)野口から姫神バスで
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