浄土宗の寺院で、和銅6年(713)慈心上人(じしんしょうにん)の開基です。高倉天皇が中宮建礼門院の安産を念じ、丹波老の坂の地蔵尊に祈願をされました。すると、いとも簡単に玉のような皇子を拾いあげたことから、平清盛に命じて、全国六十余州の国々に一体ずつ安置させたものが、本尊の「木造地蔵菩薩半跏像(国重要文化財)」です。「谷の子安地蔵」として安産祈願に訪れる人が絶えません。春の桜と秋の紅葉も見事です。※長楽寺は2011年9月4日の台風12号により甚大な被害を受け、本堂・阿弥陀堂等は土砂により全壊・流失してしまいました。現在は残ったお堂で法務を行い、復興に取り組んでおられます。
兵庫県加古川市志方町永室853-1
(1)宝殿駅からバスで
「長楽園」から
創建年代:713年
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