六甲山麓に位置する高級住宅地、六麓荘。六麓荘は、大阪の財界人内藤為三郎氏らが中心となり、ここを東洋一の別荘地帯にしようと考えて香港のイギリス人の計画した都市造成を参考にして、昭和3年頃から開発に着手した。香港のクーロン半島とホンコン島における白人専用の街区をひとつのモデルとして、道路幅も小さな山道にすぎなかったものを最初から現在のように6m以上とし、電気・ガス・水道・電話線を当時、日本のどこにもなかった方法で地下に埋設した。街灯も香港と同じ型をとり入れた。
兵庫県芦屋市六麓荘町
(1)JR芦屋-日出橋から阪急バスで(運賃大人210円・こども110円)
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