市街北郊にある慶雲寺境内にある。お夏と清十郎は井原西鶴の『好色五人女』や坪内逍遥の『お夏狂乱』で有名な悲恋物語の主人公。慶雲寺は臨済宗で、池田輝政公姫路城構築の折の余材を以って建てたという。慶雲寺開山南室禅師は播磨地方に三十三観音霊場を定められ、当寺は五番札所として今尚善男善女の参詣が多い。毎年、八月九日には、地元の人によって「お夏清十郎まつり」が開催され、二人の供養に続き、様々なイベントが催される。
兵庫県姫路市野里慶雲寺前町10-1
(1)姫路駅からバスで
慶雲寺前から徒歩で
備考:無料
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