鈴鹿の西麓、琵琶湖の南東部にあり、近江商人たちの故郷といえる。蒲生氏の城下町から転じて商人町となり繁栄した町である。この町から出た商人の数は、江戸時代後期に420人、他の各地に出店を持つ者は、文久元年(1861)に295人を数えた。日野商人たちの本宅は日野町に軒を連ね、今もその町並みを残している。
滋賀県蒲生郡日野町
(1)近江鉄道日野駅から近江バスで(大窪下車)
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