「叡山」という大津市内の地名がついたスミレ科の多年草。可憐で控えめな花は、誰からも好感が持たれます。日本に昔からある種で自然に恵まれた山地に自生しています。松尾芭蕉が「野ざらし紀行」のなかで小関越えをした時に「山路きて何やらゆかしすみれ草」と句を残しているなど、大津とゆかりの深い花です。
滋賀県大津市
時期:3月〜4月
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