天河大辨財天社の奥宮が祭祀されている弥山は、水の神として古くから聖地とされてきました。弥山とは仏教の世界観を表した須弥山から名づけられました。大峯の中心的山岳です。頂上付近からは奈良時代後期の遺物が出土しており、古くから参詣があったものと思われます。た、大峯七十五靡きの五十四番目の弥山宿があり、5月から11月のシーズンは管理人の常駐する山小屋が営業されています。7月頃に弥山と八経ヶ岳の鞍部では、天然記念物に指定されている「オオヤマレンゲ」の開花が見られます。
奈良県吉野郡天川村
(1)近鉄下市口駅からバスで(洞川温泉行き及び中庵住行きバス『天川川合』下車)
天川川合からタクシーで(天川川合から登山口のある行者還トンネル西口まで)
行者還トンネル西口から徒歩で(登山口のある行者還トンネル西口から弥山まで)
標高:1,895m
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