大峯山より流れ出る山上川の最下流部は両側の山が迫って峡谷となっています。みたらい渓谷は山上川が天の川に合流する場所に出来ており、特に狭まった山の裾の大岩壁を大小の滝が流れ落ちる自然の一大傑作です。この地域は自然の要害として南朝の皇族方が敵の来襲の際非難された場所であり、南朝のロマンを秘めた伝説があります。また、周辺の森林は人の手が入れられなく、それが功を奏した形で特に新緑と紅葉の美は近畿地方第一といわれ、洞川温泉とは約7キロの遊歩道で結ばれています。
奈良県吉野郡天川村北角
(1)近鉄下市口駅からバスで(洞川温泉行き及び中庵住行きバス『天川川合』下車)
天川川合バス停から徒歩で
時期:10月下旬〜11月中旬
-
-