本尊の木造阿弥陀如来立像は鎌倉時代の仏師、快慶の作。桧の寄木造りで金粉が塗られて目には水晶製の玉眼が入っています。切長の目、朱をさしたひきしまった口、かすかに笑をふくんだかにみえる顔、袈裟の彫出しや衣のひだから快慶の初期の作風を示すすぐれた作品です。(現在は本尊の収蔵庫のみ)
奈良県山辺郡山添村広瀬
(1)名張駅からタクシーで
創建年代:不詳
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