石上神宮を起点とした山の辺の道の終わり近く,金屋地区の小堂内に安置される石仏は,高さ2mあまりの2枚の板岩に仏像が浮彫りされているものである。向かって右が釈迦如来,左が弥勒菩薩。天平時代末から貞観時代に制作されたと見られている。昭和56年鉄筋コンクリート鉄格子戸の堂が完成,収蔵された。
奈良県桜井市金屋
(1)JR三輪駅から徒歩で
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