環濠集落の集落形態は、その名の通り、まず周囲に濠をめぐらし、その内側に土塁がめぐり、中に家屋がある。外からは壁や塀のみしか見えず閉鎖的である。集落の集合状況はかなり高密度で道路は狭くT字形食い違いのパターンとなっている。近年、集落の周辺の宅地化や濠の埋め立てなどのために集落は少なくなってきているが、それでもなお大和盆地の特徴的な景観のひとつである。
奈良県大和郡山市稗田町
(1)郡山駅から徒歩で
時代:1818年
備考:無料
-