中央構造帯に沿い東西に走る道で、この街道の周辺には東に伊勢神宮、中部山岳地帯に吉野山・大峰山など修験者の霊山や真言密教の本山である高野山があり、西の方には粉河寺・根来寺や紀三井寺などがある。このため伊勢参宮や山上山参り、高野詣で、西国三十三ヶ所遍路の巡礼者や遠く金比羅詣でを兼ねて大いに利用された。高見越え伊勢街道と東熊野街道が交わる要衝に道標が建てられ、江戸を示す道標としては最西端に位置する。
奈良県吉野郡東吉野村
(1)榛原駅からバスで
規模:延長4.5km
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