はるか昔、綾羅錦繍をまとった天女が舞い降りて、手に捧げ持ってきた玉を滝壺に投げ、不動明に祈拝し、五色の雲に乗って天へ上がっていったという。そのころから投石の滝と名づけられたと伝えられている。高さ15mから水煙をあげて落ちるさまは、圧巻。滝のそばには、不動明神が祀られており別名「不動の滝」とも呼ばれている。
奈良県吉野郡東吉野村滝野
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