近鉄新庄駅の西、堂々とした茅葺(かやぶき)の長屋門を構え、この門から借景に取り入れた大和三山がみごとに浮かびあがる。主屋は四間取形式が進んだ六間取の切妻と入母屋を組み合わせた大和棟造邸宅。大屋根の煙出しが美しいアクセントになっている。主屋、表門、内蔵が国重文。村井家は江戸時代、代々庄屋を勤めた家柄である。
奈良県葛城市南道穂
(1)近鉄新庄駅から徒歩で
建築年代1:江戸前期1699(元禄12)年の上棟。
-
-