真弓岡丘陵の東南部,春日神社境内にあります。丘陵を大きくカットし、直径70mの範囲を半円状に造成し、中央部に墳丘を造った終末期古墳です。凝灰岩の切石を積み上げた精巧な横口式石槨は、ほかには類例がない貴重なものです。築造は、7世紀後半から末頃と推定され、草壁の皇子(天武天皇、持統天皇の皇子)の墓ではないかと言われています。
奈良県高市郡高取町佐田
(1)近鉄壺阪山駅から徒歩で
時代:飛鳥
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