6世紀初めに築造されたと考えられ、最古・最大級の家形石棺が納められている。全長66m、後円部の横穴式石室から、巨大な凝灰石をくりぬいた家形石棺(長さ2.6m、高さ1.4m、幅1.2m)が見つかった。古墳が竪穴式石室から横穴式石室に変わる過渡期に生まれた貴重な大型石棺で、被葬者は豪族の巨勢氏(こせし)とみられている。
奈良県高市郡高取町市尾
(1)近鉄市尾駅から徒歩で
-