竜田川の支流井文字川を見下ろす崖面に露頭した高さ約8m、幅約20数mの巨大な[磐座][陰石]をご神体としている。貞観元年(859年)正月に従5位上を授けられ、平安時代の「延喜式神名帳」には“平群石床神社大.月次新嘗.”との記載がある。祭神は剣刃石床別命(ケンジンイワトコワケノミコト)。本殿や拝殿は当初からなく、磐座を遥拝する古い形態を伝えている。ご神体と同じ石材(片麻状黒雲母花崗岩)が柿塚、烏土塚、西宮の各古墳の横穴式石室に使用されている。
奈良県生駒郡平群町越木塚石床783
(1)近鉄竜田川駅から徒歩で
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