紀伊風土記によると、かつては小釜本村の小字長子というところに祠があったところから長子八幡神社と呼ばれるとある。この神社は、田尻、高津尾、小釜本、三佐、老星、大又、佐井、坂野川、西原の旧九ヶ所の産土神として、代々村人たちの厚い信仰をうけとめてきた。神社の境内に仏像を安置するという神仏混合時代の形式を残し、歴史の古さをうかがい知ることができる。
和歌山県日高郡日高川町小釜本
(1)川辺ICから車で
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