県指定無形文化財の奇祭「クエ祭」の行う神社として知られる。後奈良天皇の天文初年、滋賀県高島郡高島町の白鬚神社より、その分霊を奉戴して社殿を営んだのがその始まりと伝わっているが、一説には享保七年(1722年)より十年までの間に、時の光徳寺住職俊了法師が、区内九戸の戸主と共に白鬚神社に参詣してその分霊を御勧請申し上げたといわれている。「クエ祭」は、上座といわれる九戸の家が代々とり仕切っているが、これは勧請にたずさわった家々といわれている。
和歌山県日高郡日高町阿尾532
(1)紀伊内原駅からバスで
創建年代:天文の初年
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