クスノキは、当地方として珍しいものではないが、個人の屋敷内にこのような古木を見ることはまれなことである。「紀伊続風土記」によると「元禄七年(1694年)玉置八郎右衛門の家に楠木の切株を穿ちたる井筒あり、その木より芽を出し二股になれり、大きさ一丈七尺許あり、三百年余りになれりといい伝う」とある。この木は日高町内に生育している全樹木のうち最大のもの。
和歌山県日高郡日高町高家
(1)紀伊内原駅から徒歩で
時期:通年
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