岩手県北部岩手町御堂(御堂観音境内の湧き水という説が一番有力)を源として、北上・奥羽山脈から発する幾多の大小支流河川をあわせて、岩手県の穀倉地帯を南に縦貫し一関下流の狭窄部を経て宮城県に入る。その後旧北上川を分流、本線は追波湾に、旧線は石巻湾に注ぐ。本流が太く支流が細いという特徴があり、多くの支流は排水路的な役割をもつ。盛岡駅前を流れ、そこからは岩手山ものぞむことができる盛岡を代表する景観を作り上げている。
岩手県盛岡市(岩手町〜宮城県追波湾・石巻湾)
長さ:延長/249km、全国で5番目の長さ
面積:流域面積/10,150平方メートル、全国で4番目の面積で、日本国土の約1/48
その他:流域内人口/140万人
規模:構成流域地区/岩手県・宮城県、岩手県(7市18町7村)、宮城県(2市28町1村)
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