本館・分館・工芸・東洋館からなる。本館には西欧の近代絵画と彫刻を合わせ約140点を常時陳列してある。主な作品はエル・グレコの「受胎告知」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」などである。分館は近代日本の洋画と、日本の現代絵画、彫刻の常設館となっている。工芸館にはバーナード・リーチなど4大陶芸家の作品が1階と2階に2つずつの個室を設けて陳列されている。強烈な個性と独特のタッチによって版画界に新境地を展開した棟方志功の版画作品が、壁に掲げた大作からガラスケースに入った小品まで数十点が展示されている。染色としては日本の型染や琉球紅型の美を深く追求してきた芹沢けい介作品が展示されている。東洋館には中国の古美術と、石仏・俑・銅器・陶器など、先史から中世頃の東アジアの美術品が合わせて展示されている。
岡山県倉敷市中央1丁目1-15
(1)倉敷駅から徒歩で
管理者:(財)大原美術館
大人:1300円
大学生:800円
高校生:500円
中学生:500円
小学生:500円
備考:上記料金で本館、分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館の4館が観覧可能
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