標高550mの山合いに、塗込造りベンガラ格子の堂々とした町家が建ち並んでいるこの町は、江戸時代から明治にかけて、中国筋第一の銅山町に加えて江戸末期からベンガラという特産品の生産が重なり、商業地として大いに栄えた面影を色濃く残している。県の「ふるさと村」にも指定されている。町並みは国選定「伝統的建造物群保存地区」となっている。
岡山県高梁市成羽町吹屋
延長:1.5km、地区内保存建物85棟
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