大正6年に倉敷町役場として建てられた擬洋風の建物です。屋根は寄棟,小屋組はトラス組になっています。北東隅の塔屋の二重屋根は銅板葺で,その他は桟瓦葺です。外壁は下見板張,白ペンキ塗で仕上げられています。昭和3年の市制施行により建物が手狭になったため,市役所機能が移転しました。残されたこの建物は,倉敷市公益質屋,倉敷市農業共済組合事務所,倉庫などに転用され,荒廃なすままになっていました。
岡山県倉敷市中央1-4-8
(1)山陽自動車道倉敷IC〜10分
(2)山陽本線倉敷駅〜徒歩10分
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