寂室元光禅師は、南北朝時代の臨済宗の僧で、近江国の佐々木氏の帰依を得て、永源寺の開祖となりました。寂室は正応3年(1290)高田村(現在の勝山)に生まれました。その際に産湯に用いる水を、この井戸から汲んだと伝えられています。地元の人々は寂室禅師の遺徳を偲び、この井戸を聖地として大切に保存しています。
岡山県真庭市勝山
(1)中国勝山駅から徒歩で
-