見尾集落の南側の山中に、岩の亀裂による洞窟があります。『作陽誌』には、かつてこの洞窟で修行中に亡くなった聖者にまつわる伝承から、村人はこの山を「聖嶽(ひじりだけ)」と読んでいたことが記されています。その後、享保11年(1726)山中一揆の指導者の一人として処刑された見尾の弥治郎が、逃亡中にこの穴に隠れていたことからこの名が付きました。
岡山県真庭市見尾
(1)中国勝山駅からバスで
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