出雲街道は、出雲と美作、美作と京阪神を結ぶ地域の主要街道として発展してきました。江戸時代には美作国主・森忠政によって整備が図られ、出雲松江藩主・松平氏の参勤交代の道として、また人や物の物流の道として重要な役割を果たしました。その道筋は、時代とともに返還したり、今も国道181号線として機能したり、あるいは消失した部分もありますが、各地で大切に守られています。最近は、こうした街道でウォーキングする動きも活発になっています。
岡山県真庭市勝山
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