幾何学的構図をもって築成された石積遺跡で、岩盤を取り入れた基段の上に、方形三段の石積が築成されています。特徴は、二段目の各面に龕・頂部に深さ2mの竪穴が設けられています。竪穴からは陶製筒型容器と三彩小壷が見つかっています。奈良時代に築かれた仏塔と考えられ、類似した遺構として奈良県頭塔や大阪府土塔があります。
岡山県赤磐市奥吉原
(1)熊山駅から車で
(2)和気ICから車で
時代:奈良時代前期
料金/見学時間/休業日:無料
備考:無料
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