現在、全島「休暇村」となっている大久野島は、戦時中、日本陸軍の毒ガス工場があり、イペリットをはじめとした各種毒ガスが製造されていた。最盛期には、徴用工・挺身隊・学徒・児童に至るまで一日就労者は5,000人を超えたといわれ、その製造過程では多くの障害者を出した。今は、往時を偲ばせるものは、わずかに砲台跡・発電所・毒ガス貯蔵庫など数少ないが、昭和63年4月、新たに「毒ガス資料館」がつくられ、当時の資料を展示している。
広島県竹原市忠海町大久野島
(1)忠海駅から徒歩で
(2)忠海港から船で
管理者:竹原市
入館者数(年間):32,000人
大人:大人:100円団体20人以上で割引
子供:子供:50円団体20人以上で割引
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